【記憶に残らない読書にさよなら】九大の主席卒が教える読んだ本を120%仕事に活かす読み方
【記憶に残らない読書にさよなら】九大の主席卒が教える読んだ本を120%仕事に活かす読み方
こんにちは。くろまっです。
本を読む理由として、スキルアップしたい!仕事の効率を高めたい!という方も多いと思います。
しかし!現状は…
仕事や勉強を効率化したくて本やビジネス書を読んでみたけど、「あ~読み終わった」とい達成感しかない…。たくさん本を読んだけど、後で振り返ると何を読んだのか、何が書いてあったのかあんまり覚えてない。。読んだ本をどうやって仕事に活かしたらいいのかわからない。という方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、こういった読者の方々が読んだ本を仕事や私生活に活かすためのメソッドをお伝えします。
本記事の内容
本記事の内容
そもそもなぜ本を読むのか
本を読む前に覚えておいてほしい考え方
いざ本を読む!その前にリストアップしておくこと
ここが肝心!本の読み方
なぜこの方法が有用だと言えるのか
参考文献
■そもそもなぜ本を読むのか
導入部分でもお話しましたが、この本を読む目的は人それぞれです。仕事終わりのリラックス、休憩、日々の仕事を少しでも効率的に進めて自分の時間を増やしたい、専門性を磨くための教材として、などなど。恐らくこのブログを読んでくださる方は後半の「学び」と「活用」を目的とした読書をされている方ではないでしょうか。
この「私は何のために、この本を読むのか」「何を知りたくて、この本を読むのか」という部分が、本という知を自分の肉にしていくために最も必要な部分になりますので、なぜ、この本を読むのかということは必ず意識するようにしてみて下さい。そうすれば、読書に投資した時間以上の成果を獲得し、できた時間でさらに本を読み、さらに成果を出し続けていくというサイクルを回していくことが可能になります。
ちなみに私は、この読書術を活用した結果、学生サークルのテニス大会で全国大会に出場するという運動もこなしながら、読書で培ったメソッドを活かし九州大学の大学院を主席で卒業することが出来ました。
もしよろしければ、この記事を読む目的も自身で設定してから読まれることをお勧めします。
■本を読む前に覚えておいてほしい考え方
では、さっそく内容に入っていきます。まず本を読む前に覚えておいて欲しい考え方ですが、
どんな頭のいい人であれ、読んだ本の内容は遅かれ早かれ忘れてしまう
ということです。
人間は忘却の生き物です。夕食だって、思い出せても2、3日前ぐらいではないでしょうか。1か月、さらには1年前の夕食を思い出せる方なんてお会いしたことがありません(もしいらっしゃたらすみません)。
それはさておき、人間は誰しも大抵のことは忘れるように出来ており、本についても同様であるということを覚えておいて下さい。むしろ潔く忘れることを前提に読んだ方が将来的には役立ちます。
■本を読む前に準備しておくもの
実際に読んだ本の内容を仕事や私生活に活かすために必要なものを2つ挙げます。
・クラウド編集可能なアプリ(Evernote, one noteなど。ちなみに私はone noteを使っています)
これだけです。
+αで、ペンや付箋があるとさらに良いですが、トータルでも初期費用は300円以内で収まります。これで一生役立つ知識のインデックスが出来ると思えば安いのではないでしょうか
■いざ本を読む!その前にリストアップしておくこと
本を読み始める前にやっておきたいことがあります。それは、本を読んだ後に記入する項目の設定です。
あらかじめ目的や項目を設定しておくことで、その本を読む際の思考がシンプルになり、結果として得られる情報量も多くなります。アウトプットを前提にしておいた方が効率的という感じです。
以下のものが私が本を読む前に設定している項目です。
本を読む前に記入する項目
- 「その本を読む目的」この本を読んで最終的にはどうなりたいか、どうしたいのか
本を読んだ後に記入する項目
- 「総括」
- 「行動に落とし込み実行すること」
- 「内容」読んでいて、記録に残しておこうと思った内を箇条書きするスペース
これらをone noteの1Pにまとめて記入しています。ちなみに、ジャンルごとにカテゴリ分けしておくと後で見直しやすいですよ!
■ここが肝心!本の読み方
では、上記を踏まえて本の読み方を解説していきます。
①先に大事なポイントがまとめてあるところから読む
例)タイトル→まえがき→あとがき のように(まえがきが要約のようになっていることが多い)
読書術の本には、目次を集中して読めという本もありますが、自分は目次ばかり読んでいても飽きるので、さーっと眺めてぼやっと内容を把握する程度でいいと思っています。
②「あ、これこないだ経験した」など自分ごとに置き換えて読む
一番記憶に残り、かつ実用的な知識が身につくのは、その知識を自分ごと化してしまうことです。なるほどと思ったことなどは、自分の身の回りでも適用できないか都度イメージしてみて下さい。
③新たな気づき、なるほどと思ったことは、文章を要約して箇条書きにしておく
本を読んでまとめる際、この部分のボリュームが一番多くなると思います。長期的なスパンで見れば、本を読んでいて一番の財産になるのはこの部分です。この部分がその人自身の教養に繋がっていきます。
教養はその人独自の感じ方によるものが大きく、その人自身の武器になる可能性が大きいので、まとめておくと必ず役立ちます(そもそも読んだ内容を見返すときにも重宝します)。このとき必要なのは文をそのまま残すのではなく、「要は~~だ」などと要約することです。また、合わせて実生活や仕事に紐づいたひらめきや気づきを書いておくとさらに良いです。生活に落とし込むことが読んだ内容を生活に活かす最良の方法ですので。
■なぜこの方法が有用だと言えるのか
タイトルにもありますが、私が九州大学という国立大学の理系大学院の専攻科を主席で卒業しました。しかし、最初から上手くいっていたわけではなく、むしろ研究では成果がなくダメなやつでした。今思えばやみくもに手だけ動かしてたなと思いますが、その時はそれが最善だと思っていたのでしょうがないですね。。ただ、私は本が好きで忙しくてもすきま時間で本を読むようにしていました。その時に、「悩み事も本で読んで解決すればいいんじゃないか!」と思い、読書術の本を読んで確率したのがこの方法です。いたってシンプルで特に変哲もないですが、効果は絶大です。だまされたと思ってぜひ試してみて下さい。
■まとめ
読んだ本を実生活に活かすために最も大切なことは、読んだ内容の「復習」です。これは勉強でも読書でも同じだと思います。また、読んだ本の内容をまとめてクラウドにアップしておくことでいつでも見返せるようにしておきましょう。後でまとめなおすのが面倒であれば、最初のころはパソコンの前で読みながら良いと思ったところや新しい考え方などを逐一入力していくこともおすすめです。大事なのはどんな良書でも全部が全部必要だというわけではないということ。パレートの法則にもありますが、あなたに必要な内容の8割は、本文の2割程度です(実際はもっと少ない)。自分に必要だと感じたところだけ要約し、自分だけのまとめノートを作りましょう。